地元の産業に触れようと、南部幼稚園(小林惠子園長)の年長児25人は23日から同園で梅干しづくりを始めた。
 職員が用意した青梅32㌔を使用。この日は塩漬け作業を行い、16㌔ずつに分けて2つのたるに入れた。塩の量も自分たちで量り、それぞれに全体の2割の3・2㌔を加えた。7月末のお泊まり保育の時には、たるから取り出して天日干し。そのあと加工業者に依頼して味付け梅に仕上げる。出来上がった梅干しは給食などで味わう。同園では地域産業の梅に親しんでもらおうと、年間を通じて花見、梅工場見学、梅ジュースなどに取り組んでいる。