みなべ町谷口地内の梅畑近くで夏に開花するネムノキ(マメ科)がきれいなピンクの花を咲かせ、人目を引いている。
 木は高さ5㍍程度で、重なり合った葉の上に色鮮やかな花を付けている。夏本番を迎える頃から開花し、季節を感じさせている。
 川沿いなどに自生する植物で、夕方になると昼間には広がっていた2つの葉が重なり合って閉じたような状態になることから「眠る」というイメージを感じさせるため、この名が付いたと言われている。