最高気温25度以上で「夏日」、30度以上で「真夏日」、35度以上で「猛暑日」と言うらしいが、御坊市のSioトープ子どもまつりが開催された去る1日に市内で温度計を見ると34度。場所によっては35度を超えていたかも知れず、もはや猛暑日と言っていいような暑さだった。まだ6月に入ったばかりだというのに、真夏になるとどれほど暑くなるのか...。
 とにかく、近年の夏は異常に暑いような気がする。高校球児でさえも熱中症になるぐらいで、高齢者だと死亡するケースもある。この熱中症対策はかなり周知されており、こまめな水分補給や適度な塩分摂取がよい。あらためて気を付けながら夏を乗り切りたい。
 しかし、こう毎年暑い夏が続いていても、福島原発の事故以降、強力に進められているのが電力不足に伴う各家庭や企業での節電対策。節電すれば家計も助かるので、それはそれでいいが、頑張りすぎて熱中症になったり、体を壊したりしては元も子もない。やっぱり「無理せず」というのが大切だろう。
 ちなみに行政が推奨しているエアコンの設定温度は28度。皆さんのところはいかがだろうか。そういえば名古屋の大学時代はアパートにエアコンを付けずに乗り切ったが、あのころは若いせいか、あまり苦にならかなった。いまはというと、恥ずかしながら自宅は24度の設定で、寝る時にすっと眠れる筆者にとっての適温。これ以上温度を上げて寝苦しいのは勘弁である。もちろん、慣れもあるだろうから、もっと筆者も頑張るべきなのは自覚している。ただ、夏バテや熱中症対策には十分な睡眠も大切だと、言い訳気味に付け加えておきたい。   (吉)