和歌山産の食材を活用して新たな地域ブランドの創出等を目的とし、県と県内の食品加工業企業などでつくる県食料産業クラスター協議会の紀州梅バーガー開発研究会が2日、紀州うめどりなどを使用した新商品「紀州梅バーガー」を発表。コンビニエンスストアのローソン、パンのカワ、食肉専門店の肉のまる彦本店の3社が県産食材をたっぷり使い、独自の技術で開発。10日から順次、それぞれの店舗で販売される。
県食料産業クラスター協議会は和歌山の特産、梅の消費拡大、需要喚起を目的に、平成24年10月、県と県工業技術センター、民間の食品事業者でつくる紀州梅バーガー開発研究会を設置。昨年2月の商品化第1弾「山椒香味油」に続き、今回、3種類の「紀州梅バーガー」の開発、販売にこぎつけた。
ローソンは紀州うめどりのチキンカツに南高梅ソース、梅ピクルスを合わせたバーガーで、ピクルスの酸味と梅ソースの甘さがマッチ。10日から近畿2府4県のローソン2065店に登場、1個298円(税込み)で販売する。
カワはパン工房のノウハウを生かし、栄養満点の八穀パンに紀州うめどりのチキンカツを挟み、梅ピクルスのタルタルソースと梅特選ソースのWソース、さらに紀州はちみつ南高梅がまるごと入った。1個422円(税込み)、県内10店と大阪南部の6店で7月1日から8月31日までの期間限定販売となる。
和歌山市七曲り市場にある肉のまる彦本店は、食肉専門店としてハンバーグにこだわり、うめどり、うめぶた、熊野牛の3種類のミンチ肉を使用。10日から通年販売で四季折々の野菜も楽しめ、当面は日高地方産のキュウリ、トマト、布引(和歌山市)の新タマネギが使われている。1個500円(税込み)で男性も満腹のボリュームとなっている。
2日の発表会では3社の商品開発担当者らがそれぞれの商品をPR。ローソンは「売れ行きが好調なら、販売期間を延長したい」、カワは「とりあえず夏季限定だが、好評なら来年も国体開催に合わせての販売を検討したい」と話し、肉のまる彦は本店のみでの販売となるが、「県が主催する各種観光イベント等でどんどん販売していきたい」と話していた。

