南京玉すだれのグループ、八房流美都香会(八房美都香会長)のメンバー11人が24日、日高川町の道成寺を訪れ、演技を奉納した。
 美都香会は、昔から伝わる原型演技だけでなく創作玉すだれを得意とするグループ。全国の祭りやパレードに参加するなどして活躍している。道成寺への奉納は昨年に続いて2回目。昨年の世界大会では道成寺もの「道成寺縁起」で優勝を飾っており、今回お礼と感謝を込めて訪れた。
 この日、メンバーは奈良の名所を題材にした「大和編」を披露。本堂で竹製のすだれをさまざまな形に変えながら、歌に合わせて軽やかな演技を奉納した。八房会長は「本堂で舞うことができて感激しています。これを機会に毎年、舞わせていただければ」と話していた。