6月3日の県消防救助技術大会へ向け、日高広域消防は8日に署内選考会を開き、3種目に7人と1組が県大会出場を決めた。
 出場したのは、ロープブリッジ渡過に6人、はしご登はんに3人、2人1組のほふく救出に1組。選手たちは仕事の合間を縫って約2カ月前から重ねてきた練習の成果を披露した。ロープブリッジ渡過では、タイムを0・1秒でも縮めようと歯をくいしばり、好タイムが出ると大きな拍手が起こっていた。規定タイム等を考慮し、県大会に進む選手を選考した。山西良一消防長は「県大会まで1カ月ほどあるので、全体的にレベルアップを図り、優秀な成績をおさめられるよう頑張ってほしい」と激励した。県大会に出場するのは選考会の順位別に次の皆さん。
 【ロープブリッジ渡過】①庄司朋也20秒94②中裏卓志③黒井郁弥④柹木紀寛
 【はしご登はん】①山本昌史15秒40②小竹健太③西本雄一
 【ほふく救出】星田恭兵・岡﨑大地組55秒12