南部川漁業協同組合(永井誠組合長)が先月末から同町気佐藤地内で行っている海産アユの採捕量が、22日までの累計で224㌔となった。すでに昨シーズン全体の97㌔に対して2・3倍と好調。同漁協では「平成23年の台風12号以降でみると最も多い」と期待。県内水面漁業組合連合会でも「ことしは各河川とも平年並みはありそう」と話している。
 同漁協は、先月29日から気佐藤地内の堰堤横の魚道で海産アユの採捕を実施。金網を仕掛けて生け捕りにし、捕獲したアユは上流域に放流している。
 仕掛けはこれまでに4回上げられ、1回目は43㌔、2回目は130㌔、3回目は88㌔、4回目は57㌔の海産アユが採捕できた。今月末までにあと1回ぐらい行う予定だが、累計ですでに200㌔を突破。過去6年間をみてみると、最も多かったのが平成23年の388㌔で、次いで22年の257㌔。ことしは最終的に200㌔台後半ぐらいまで伸びる見込みで、2番目に多い年となりそう。23年9月の台風12号以降、24年が130㌔、25年が97㌔と低調だったが、漁協関係者は「3年ぶりにまずまずのそ上が確認できた」と話している。同河川では6月1日から友釣りが解禁。人工アユも放流してシーズンインに備える。