全国土地改良事業団体連合会(野中広務会長)の第55回全国土地改良功労者表彰式が東京都のシェーンバッハ・サボーで行われ、御坊市野口、日高川土地改良区会計主任の山本昌人氏(55)に表彰状が贈られた。
 和歌山県土地改良事業団体連合会(二階俊博会長)の推薦で本県からは2人が受賞。山本氏は昭和56年2月に事務職員として採用され、平成25年4月から会計主任となり、現在に至る。この間、土地改良区の運営、維持管理業務に従事し、日高平野へのかんがい用水の源を管理していることに誇りと責任を持って日々の業務に取り組んでいる。特に管理施設の老朽化に伴う漏水対策での意見提案、若野頭首工のゲート門補修での地元折衝と施工業者への指示などで手腕を発揮してきた。受賞に際して「関係者の皆さまのご協力で受賞でき、大変うれしく思います。これを機に土地改良事業の一層の推進へ努力します」と話している。