高速道路印南サービスエリア(SA)を運営する日高観光物産センター㈱(社長=小谷芳正みなべ町長)は、平成25年度の売り上げをまとめた。上り(大阪方面)施設は1億8105万7149円、下り(白浜方面)は1億258万9168円。台風や大雪などの影響で、前年度より上下とも2%程度ダウンしたが、上りは6年、下りは4年連続目標額を達成した。
 上り施設の売り上げはオープンした18年度が9186万9990円、19年度が1億3375万1649円、20年度が1億5765万6054円、21年度が1億7711万6655円と年々増加。22年度は1億7446万1156円、23年度は1億7489万4686円、24年度は1億8459万1903円と上げ幅は落ち着いてきたものの順調に推移。本年度は前年度比マイナス353万4754円(1・92%)と前年をわずかに下回ったが、目標額の1億5000万円をクリアした。月別では台風があった昨年10月、大雪で通行止めになったことし2月の売り上げが減少し、いずれも前年度より約15%下回った。逆に12月は15%上回るなど好調だった。
 下り施設はオープンした22年度が8788万8032円、23年度が1億33万9906円、24年度が1億460万6945円と上りとともに順調に推移。本年度は上り施設同様前年度比マイナス201万7777円(1・93%)と微減したが、目標額の8000万円を上回った。月別では上り同様10月、2月で約10%減、12月は12%増だった。
 同センターでは来年のわかやま国体に向けて上り施設の改修を予定。売り場、レストラン面積を広げる工事で、ことしの8月下旬ごろから取り掛かり、来年のゴールデンウィークまでの完成を目指す。