印南町の切目川漁業協同組合(廣原敏弘代表理事組合長)は9日、切目川でアユの稚魚を放流。清流小学校の児童も協力した。
 2、3、4年生41人が学校近くの切目川で放流。組合員から稚魚をバケツに入れてもらったあと、川沿いに一列に並んで放した。子どもたちは水の中ですいすい泳ぐ稚魚を眺めながら、「いってらっしゃい。元気に育ってね」と手を振っていた。2年生の市原佑夏ちゃん、小田穂乃花ちゃんは「楽しかったです。早く大きくなってほしいです」と笑顔で話していた。
 この日は切目川の羽六から川又までの20カ所で160㌔を放流した。