南米チリ沖で発生した巨大地震で、和歌山県も県と沿岸市町の職員が津波注意報発令に備えて待機したが、県沿岸への注意報は発令されず、3日未明に職員の待機は解除された。
 県総合防災課などによると、今回の地震で県は各振興局も含め52人を待機させ、沿岸18市町と古座川町に対しても職員の待機を要請。3日午前1時に気象庁から津波注意報は発令されないとの連絡があり、10分後に待機を解除した。