美浜町田井のイチゴの生産、販売「はないちご農園」に5日、地元のひまわりこども園(店野久美子園長)の5歳児40人が招待され、ハウス内を見学した。
 園主の田渕道人さんは4年前に脱サラ、県オリジナル品種「まりひめ」を栽培するイチゴ農家として再出発。煙樹ケ浜の松葉を使った堆肥で作る「松イチゴ」を売り出して3年目を迎え、毎日の出荷と直売のほか、夏には冷凍保存したイチゴで作るクラッシュアイスを煙樹海岸キャンプ場で販売している。
 この日はあいにくの雨となったが、子どもたちは長靴をはいてハウスに入り、自分の握りこぶしほどもある大玉を見つけては「めっちゃでっかい!」と大喜び。ハウスを見たあとは、摘みたてのイチゴを食べさせてもらい、帰りにはジャムをおみやげにもらった。