少しずつ暖かくなり、春の気配を感じるようになった。同時に花粉のシーズンも到来したようだ。花粉症の筆者は数日前から鼻水と目のかゆみに悩まされている。鼻が詰まると頭も働かなくなり、ボーっとしてしまう。同じように悩まされている人も多いだろう。
 一般財団法人日本気象協会の「2014年春の花粉飛散予測」によると、ことしの飛散量は九州から近畿地方のほとんどの地域で例年と同じかやや多いとのこと。花粉の飛散量は、多い年と少ない年が交互に現れる傾向があり、2013年が多かった分、それに比べるとことしは少なくはなるらしいが、例年と比較すると和歌山は110~150%とのことだ。
 花粉症については個人個人、いろんな対策をとっていると思うが、筆者は数年前からヨーグルトを食べるよう心がけている。花粉症に悪影響と言われている油分が多いものやアルコールなど、控える方はなかなか続かないが、摂取するだけなら割と続く。ヨーグルトに含まれるビフィズス菌が花粉症などのアレルギー作用を緩和させるとのこと。多くの銘柄があったり食べる頻度など、100%全員に効果が出るものではないと思うが、筆者には一定の効果があり、ことしも少し前から始めている。
 ただ完全に防げるわけではないので、結局はマスクを着用したり、薬も必要になるだろう。また、これまで花粉症でない人もことし発症する可能性もあるので油断はできない。とくにことしは花粉だけでなく、黄砂やPM2・5も飛散しており、健康への影響も心配されている。やはりマスクの着用など、対策するにこしたことはないだろう。    (城)