美浜町中央公民館のロビーに20日まで、第10回小学生のぼうさい探検隊マップコンクールで入賞した、町内の子どもたちが作った津波避難マップと表彰状などが展示されている。
マップは、小学生が大人と一緒にまちの実態を調べ、安全・安心をテーマに作製。全国から2000点以上の応募があり、町教育委員会(中央公民館)主催の夏休み子ども講座に参加した小学生が作った津波避難マップ「より高く、よりはやくにげようマップ」が上位7点の入賞、わがまち再発見賞に選ばれた。
今枝萌さん(松原6年)、中林千佳さん(和田5年)、古川陽菜さん(同4年)、川端有杏さん(松原3年)の4人は、指導者の元小学校教諭椎﨑ひろ子さん、元小学校講師坂元由美子さんとともに、汗びっしょりになって小学校の屋上に登ったり、西山の避難路を確認したり。地図上の避難施設は、厚紙を重ねて立体的に高さを表すなど工夫が凝らされており、コンクール審査でも高く評価された。