県は県内の企業と台湾の企業の連携を推進するため、台湾政府が設置した台日産業連携オフィスとの間で覚書を締結することになり、27日、県庁で双方の関係者による調印式が行われる。
 同オフィスは、日本の経済産業省にあたる台湾政府経済部が台湾と日本の企業の連携強化を進めるため、おととし3月に設置した組織。日本の自治体との覚書は三重県に次いで2番目となり、27日の調印式は仁坂吉伸知事と台湾経済部工業局の呂正華副局長が立ち会いの下、藤本陽司県商工観光労働部長、張啓裕オフィス執行長が調印する。
 この覚書調印を受け、3月12日午後2時から和歌山市のホテルアバローム紀の国で、日本・台湾ビジネスアライアンスセミナー&交流会が開かれる。