御坊署は、25年中の交通事故多発交差点ランキングを発表した。ワースト1は御坊市のオークワロマンシティ前の国道42号「財部交差点」で、人身と物損合わせて16件あった。
 内訳は人身3件、物損13件で追突と出合い頭が目立ったほか、車両が単独で縁石に乗り上げる事故も数件あった。ワースト2は財部交差点から南50㍍の国道42号「財部交差点南側」三差路。10件あり、うち人身事故だけをみるとワースト1の5件発生。ほとんどが追突で、物損事故は出合い頭が多かった。ワースト3は紀州鉄道紀伊御坊駅北東の同鉄道踏み切り北側の市道交差点の9件、ワースト4は8件で2カ所あり、由良町の国道42号里トンネル南側の三差路とJR道成寺駅前となった。ワースト7位までの11カ所のうち10カ所は御坊市内で、ほぼ8割が国道42号となっている。
 御坊署の森晃士交通課長は「管内の交通事故の約6割が交差点で起こっている。少しの注意で防げるケースが多いので、ドライバーの皆さんは交差点ではとくに注意を払ってほしい」と呼びかけている。