平成25年度JA共済全国小・中学生書道コンクール(JA共済連主催)の条幅の部で、塩屋小学校1年生の松村泉美さんが約12万点の中から、最高となる農林水産大臣賞に選ばれた。7日に東京都千代田区のJA共済ビルカンファレンスホールで表彰式が行われる。
 コンクールは思いやりの精神を小・中学生に伝えていくとともに、児童・生徒の書写教育に貢献することを目的に実施しており、25年度で57回目。全国の小中学生から募集し、半紙も含めた応募総数は約146万点。条幅の部には小学生9万8869点、中学生2万2000点の合計12万869点の応募があった。審査では各都道府県から合計829点が選ばれ、その中から日展理事や大学教授、文部科学省やJA共済関係者らが大賞となる農林水産大臣賞4点、文部科学大臣奨励賞4点をはじめとする各賞を選んだ。
 松村さんは5歳から地元南塩屋の木村書道教室で習い始め、毎週2日、練習してきた。今回のコンクールの小学1年生の課題は「のやま」。夏休み中、書道教室で数十枚書いたという。受賞に際し「こんな大きな賞をもらえると思っていなかったので、びっくりしています」と驚いた表情。「これからもいろんな賞をとれるように頑張りたいです」と笑顔を見せていた。