世界中のあらゆる場所に行き、人の目の高さで360度のパノラマ画像を見ることができるグーグルマップのストリートビュー。その画像を撮影する車が和歌山県に投入され、先月末からは日高地方をウロウロしている。
 2007年5月、アメリカの主要都市を皮切りに撮影、公開がスタートし、現在は7大陸すべてでパノラマビューを提供。国内は都市部を中心に、県内も和歌山市などですでに公開されているが、それ以外の〝田舎〟はまだこれから。
 先月29日には、御坊市湯川町財部のオークワロマンシティ周辺で、同市内の園芸・造園業の男性(48)が仕事で剪定作業中、ルーフにパノラマ撮影カメラを載せた国産のストリートビュー号の撮影に成功=写真=。「今後公開されるビューに自分が写ってたりして」と笑っている。