印南町光川にある谷口昌隆さん(45)=山口=の畑で、普通の4倍もあるジャンボキャベツ=写真=ができ、話題になっている。
重さは4.5㌔、通常のキャベツが1.2㌔程度。見た目も約4倍で、農業によく使われるコンテナには1つしか入らないぐらいのジャンボサイズ。実は突然変異などでなく、大きくなる品種。昨年9月末、御坊市内の苗店で「でかうまキャベツ」という苗を見つけ、興味を持って購入。畑の隅に植えて育てていると、みるみるうちに大きくなって、約4カ月でジャンボサイズになったという。JAみなべいなみの豆部会長も務め、豆栽培がメーンの谷口さん。「他の作物のついでに育てていたくらいでしたが、面白いものができました。食べてみましたが、少し硬いものの味はキャベツでした」と話し、持ち込んだJAみなべいなみ営農センターの職員も「こんな大きいのは初めて」と目を丸くしていた。