今月13日から19日まで(第3週)の県内のインフルエンザ定点当たり患者報告数が13.32人となり、今季初めて注意報基準の10人を超えた。
 全国の第3週の定点当たり報告数は11.78人で、都道府県別では30都府県で注意報基準値をオーバー。県内(50医療機関)の第3週報告数もことしに入って急増しており、前の週の405人から261人増の666人となった。
 第3週の県内の患者数を各保健所別にみると、多い順に和歌山市205人、田辺123人、岩出104人、橋本94人と続き、御坊保健所管内(みなべを除く日高地方6市町)は12人(定点当たり報告数4.00人)で、海南と並んで最も少ない。