関西電力の社員をかたった男から電話がかかってきたり、家を訪ねてくる不審なケースが御坊市内で相次いでおり、御坊署が注意を呼びかけている。
 21日、市内の50代女性宅に男性の声で「太陽光発電パネルの設置見積もりをさせてほしい」との電話があった。女性が関電に問い合わせると、同社からの電話ではないことが判明した。さらに女性の近くの住民宅には同じく関西電力を名乗った青色のつなぎを着た男が訪ねてきて、料金形態の見直しで電気料金が安くなる工事をすすめにきたという。いずれも被害はなく、個人情報を聞き出そうとしたのか、契約して高額請求しようとしたのかなど詳しいことは分からないが、同署では「関西電力とうそをついているので、甘い誘いやよく分からない勧誘にだまされないように注意してほしい。おかしいと思うことがあれば警察に通報してください」と協力を求めている。