天皇盃男子第19回・皇后盃女子第32回全国都道府県対抗駅伝競走大会に出場する県選手団の壮行会が4日、紀三井寺公園陸上競技場で開かれた。男子6人、女子12人のメンバーが参加。和歌山陸上競技協会の大桑堉嗣会長から激励を受け、前回(男子37位、女子32位)を上回る活躍を誓った。
 県選手団には日高地方関係で計6選手がメンバー入りしている。男子で沖見史哉君(みなべ町、南部中3年)、谷野稜弥君(御坊市、和歌山北高3年)、野田一志君(日高町、日高高3年)、中村悠二さん(24)=みなべ町出身、愛知製鋼=の4選手。女子は細峪由麻さん(紀美野町、日高高3年)、岡﨑千佳さん(御坊市、関西大1年)の2選手。この日は中村さんを除く5選手が集まり、本番へ士気を高めた。
 壮行会で大桑会長は「最高の体調で大会を迎え、昨年を上回る順位、県最高記録の更新を願う」などと激励。選手団を代表して女子の菊地里江主将(松山大)が「県民の皆さんに元気と勇気を与えられるような走りで期待に応えたい」と力強く決意を述べた。
 大会は女子が12日に京都市、男子は19日に広島市で開かれる。