U―12(小学6年生以下)少年サッカーの国民共済中紀リーグの全日程が5日に終了し、日高地方からは唯一、サザンクロスが3位に入賞。2月22、23日に新宮市のやたがらすサッカー場で開かれる県大会出場を決めた。全7試合で5勝1敗1引き分け、23得点の攻撃力が光った。6年生最後の公式戦で、「いい思い出をつくりたい」と張り切っている。
 中紀リーグは、日高と海南の両ブロック予選の上位4チームずつ計8チームが参加し、県大会出場切符を獲得できる4位以内を目指してリーグ戦で争った。
 11月3日から2カ月間にわたる長期戦で、サザンクロスはミラグロッソ(海南4位)を8―0、美浜を6―0、下津(海南3位)を3―1、藤並を1―0で下し、ソラティーオーラ(海南2位)に1―4で敗れて4勝1敗で最終日を迎えた。御坊総合運動公園で行われた最終節は、由良を2―1で下し、この時点で4位以内が確定。最終戦は海南1位のバレンティアと激突。互角の勝負は2―2の引き分けで、バレンティアと勝ち点16で並んだが、得失点差で5点及ばず3位となった。上山勝士監督は「長期間だったが、最後まで集中力を切らさず持てる力を十分発揮してくれた。最後は勝って2位通過したかったが、ボールをしっかり動かすサザンクロスらしいサッカーができた」と選手をたたえ、「6年生は最後の県大会になるので楽しんでやってほしい」と話していた。サザンクロスのメンバーは次の皆さん。
 小林晃亮(代表)、上山勝士(監督)、西川和人(コーチ)、児玉吏駆、高田颯汰、前田弥久斗、松崎綾景、宮本逸生、北村優弥、木下健佑、酒井愛、芝智哉、芝峰悠真、玉置健人、中家正翔、古川健人、前田大翔、伊藤柊也、上山光祐、佐伯幸史朗、森本修叶、東紋秀