第11回全国スポーツ少年団バレーボール県決勝大会が海南市の拝待体育館で開かれ、龍神ジュニアが準優勝と健闘。来年3月27日から和歌山市のビッグホエールで開かれる全国大会の開催地枠として出場を決めた。初めての全国大会出場で、原司監督は「選手がよくやってくれた。6年生にとっては最後の大会。悔いの残らないように頑張りたい」と話している。
 7月に地方予選を勝ち抜いた28チームが対戦し、龍神は準優勝。今大会ではそのベスト8が全国出場をかけて激突した。
 1回戦で御坊つばさを2―0、準決勝でも箕島を2―0のストレートで下し、この時点で全国出場を決めた。決勝は7月と同じ顔合わせで、STARS(海草)と対戦。1セット目を7―21で先取され、2セット目も鋪谷、下村、重根らのスパイクで反撃したが、試合の流れをつかみ切れず13―21で敗れた。STARSは県代表で全国大会に出場する。原監督は「日頃の練習の成果が出せた。全国では持ち前の拾ってつなぐバレーを展開したい。元気に明るく楽しみたい」と話している。このほか日高地方では、南部が1回戦でSTARSに0―2で敗退した。龍神のメンバーは次の皆さん。
 原司(監督)、中林弘(コーチ)、山本健二(マネジャー)、鋪谷美羽、手谷穂風、下村佳歩、重根雪菜、岩本海愛、中田姫歌、﨑山佳恵、鋪谷奏羽、深瀬結羽、中田咲良、小川千宙、岩本天音