県下高校剣道学年別選手権大会が16日に県立橋本体育館であり、男子1年生の部で橋本海斗君(日高)が見事優勝を飾った。
 来年の国体候補選手選考も兼ねた大会で、同部門には65人が参加してトーナメントで熱戦を展開。橋本君は初戦の2回戦は面と小手、3回戦は面2本で勝ち上がり、4回戦は面1本勝ちした。準々決勝は延長戦の末に面で制し、準決勝は面1本勝ち。決勝は再び延長戦となったが、面を奪って試合を決めた。
 準々決勝では序盤にやや劣勢だったものの粘りを発揮して延長戦に持ち込み、勝機を見いだした。橋本君は「粘りを発揮できたのはよかったですけど、課題も見つかりました。攻め込んでこない相手にもっと対応できるように練習を積んでいきたい」と振り返り、来年以降については「まずは1月の新人大会で優勝できるように頑張っていきたい」と力強く活躍を誓った。