先月24日のプロ野球ドラフト会議で、日高中津分校出身のホンダ鈴鹿=三重県鈴鹿市=の浜矢広大投手(20)=奈良県十津川村出身=が楽天イーグルスに3位指名された。同校からのプロ選手は5人目。浜矢投手は左の本格派でMAX147㌔の直球が武器。ことしはチームの大黒柱として活躍した。
 浜矢投手はもともと野手で、日高中津分校での高校時代に投手に転向。投手としてプロ入りするほどの資質を見いだしたのは当時監督を務めていた細峪規良現部長だった。岡山県の強豪と対戦した初登板は、初回に1死だけしか取れずに6、7点奪われるホロ苦デビューとなったが、素質は開花。筆者も最後の夏の大会前に取材させてもらったが、130㌔台後半の直球を武器にした投球は魅力いっぱいで、ブルペンでの練習にしばらく見入ってしまった。投手になって間もない原石は当時からプロ数球団の注目を集め、ホンダ鈴鹿でまばゆいばかりに磨かれた。
 浜矢投手は5日、母校の日高中津分校を訪れ、指名の喜びを報告。細峪部長や垣内邦夫現監督との対面に筆者も同席させてもらった。高校時代からそうだったように笑顔がさわやかで、とても優しい目をした好青年。「今の自分があるのは、日高中津でやってきた3年間のおかげ」と感謝していた。細峪部長や垣内監督、後輩の若アユナインを前に「1年目から先発ローテーションに入って、先輩の田中将大投手、則本昂大投手のようにバッターに強気で押せる投手を目指したい」「同じ左投手の松井裕樹投手(神奈川・桐光学園、ドラフト1位)に負けないように頑張りたい」と抱負。筆者も心から応援している。  (昌)