台湾の新北髙級中学校の39人が24日、印南町を訪れ、民泊を体験した。
 20日から教育旅行として来日しており、大阪や京都、神戸などを訪問してきた。印南には昼すぎごろ到着し、町公民館で巻き寿司とそば打ちを体験。民泊グループ「いなみかえるの宿」のメンバーが丁寧に作り方を教え、生徒たちは楽しそうに取り組んでいた。完成したあとは、かえるの宿の10家庭に分かれて宿泊。各家庭で手巻き寿司とそばを味わったほか、ほかの料理を作ったり、温泉に行ったりして日本の家庭を満喫した。25日の朝には出発。別れ際には全員で「涙そうそう」をうたい、中には別れを惜しんで涙ぐむ生徒の姿も見られた。
 いなみかえるの宿では12月にマレーシアの中高生の受け入れも予定している。