全国高等専門学校連合会、NHKなど主催の「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2013」近畿地区大会が13日、大阪の四条畷市立市民総合体育館で開かれ、和歌山高専Aが技術賞を受賞。審査員推薦を受け、8年連続となる全国大会(11月24日に東京両国国技館)出場を決めた。
 ことしの競技課題は、「Shall We Jump(シャル ウィ ジャンプ)?」。各チーム2台のロボットを出し、1台は学生とともに縄を回し、もう1台がジャンプ。ジャンプしながら決められた距離を進み、タイムを競った。
 近畿大会には7校から14チームが参加。和高専からはA、Bの2チームが出場。いずれも準決勝で敗れてしまったが、Aチームのロボット「ウメンジャー」は2回戦で大会最速タイムをたたき出し、技術賞に選ばれ、審査員推薦として全国大会出場権を獲得した。
 全国大会には地区大会を勝ち抜いてきた強豪校が出場し熱戦を展開。和高専は最近7回の全国大会では準優勝が3回あるもののいまだ頂点には立っておらず、「ことしこそは優勝」を目指し、チーム一丸となって意気込んでいる。
 Aチームのメンバーは前井康秀さん(電気情報工学科3年)、竹中未来さん(同)、松下諒さん(知能機械工学科1年)となっている。