県ママさんバレーボール連盟主催の第35回近畿選抜ママさんバレーボール優勝大会校区の部県予選大会は29日に由良町の由良中学校体育館であり、日高支部の美浜クラブが15年ぶりに優勝。11月13日に神戸市立中央体育館で開催される近畿大会への出場を決めた。美浜クラブは全3試合のうち2試合がフルセットの接戦。拾ってつなぐ粘りのバレーが光った。
 同部門は、原則として同じ中学校の校区内に在住するメンバーで結成されたチームが参加対象。県予選大会には5チームが集まり、各チーム2試合ずつの予選、予選上位2チームによる決勝で優勝が争われた。
 美浜クラブはSMILEY(和歌山支部)を2―1、オリオンクラブ(海草支部)を2―0で破り、予選を1位通過。SMILEYとの再戦となった決勝は再び2―1のフルセットで勝利した。
 決勝では1セット目が20―22。さらに負傷者も出る苦しい状況だったが、2セット目を25―23でものにすると、最終セットも21―18の僅差で制した。メンバーは「持ち味はみんなで拾ってつなぐ粘り強さ。チームワークを発揮して勝つことができました」と久しぶりの優勝に喜び爆発。近畿大会へ向けては「まず1勝を合言葉に頑張りたい」と意欲を見せていた。
 美浜クラブのメンバーは次の皆さん。
 田口尚子(監督兼)、平山淳子、濱口理恵、権神礼子、山ノ内典子、岡本恭子、津村道子、宇戸さゆり、龍神智美、宮井綾子、北裏和佳子、山本真理子