2年後の国体開催期間中、和歌山市の紀三井寺競技場や秋葉山公園プール周辺の道路の交通渋滞が予想されることについて、仁坂吉伸知事は18日、車線数の増設なども含め検討する考えを示した。
 県は国体開催に向け、ことし3月までにメーン会場となる紀三井寺陸上競技場、紀三井寺球場のリニューアルを終え、今月1日には国体関連施設整備の目玉として約90億円を投じた秋葉山プールがオープン。この日の議会一般質問では中村裕一議員(御坊市)がこれらの周辺道路の渋滞対策に関し、「紀三井寺の方は5月に県障害者スポーツ大会と少年野球の開会式が重なり、駐車場は満杯だった。また、夏の高校野球期間中は国道の交差点がずっと混雑し、近所から苦情が寄せられている。秋葉山も立派な施設に比べ、進入路がお粗末で危険」と指摘した。
 仁坂知事は「秋葉山プールの渋滞・安全対策は今後、施設の利用状況や周辺交通量を十分精査して配慮していきたい。問題は紀三井寺の方が道が狭く、少し深刻であり、公園から国道へ出る車線数の増設を検討するなど渋滞緩和に努める」と対応を約束した。