県人権啓発活動ネットワーク協議会の「第31回県小学校人権の花運動写真コンテスト」の審査結果が発表され、日高川町の川原河小学校(垣内祥志校長)が5年連続で最優秀賞に選ばれた。
 子どもたちが中心となって花壇やプランターで育てた花を競うコンテストで、花の栽培を通じて情操を豊かにすることなどが目的。花と児童を一緒に撮影した写真が審査対象で、咲き具合や子どもたちの表情、栽培への取り組みなどを評価している。ことしは104校の応募があり、最優秀賞が8校、優秀賞は39校、奨励賞は57校。日高地方からは最優秀賞の川原河のほか、優秀賞に4校、奨励賞に6校が選ばれた。
 川原河小は、笑顔いっぱいの児童が、「心に花いっぱい咲かせよう」の標語をバックに、花壇やプランターで咲き誇る黄色のチューリップやパンジー、ビオラなど色とりどりの多くの花を前にした写真で応募。同校ではチューリップをはじめ、マリーゴールド、パンジー、サルビア、ベゴニアなど季節の花で1年中校内を美しく彩り、児童は水やりや草刈り、プランター作りなどに取り組んで校内美化に尽くしている。5年連続最優秀賞に垣内校長は「目指していたのでとてもうれしく思います。みんなで楽しく取り組んでいます。これからも花を通した情操教育に努めていきたい」と話している。
 日高地方の優秀賞、奨励賞は次の通り。
 【優秀賞】岩代、高城、志賀、印南【奨励賞】清川、南部、野口、内原、三百瀬、江川