全国的にうだるような暑さが続いているなか、和歌山地方気象台の日高川町川辺観測所で9日、観測史上(統計を取り始めた1999年以降)最高となる37.2度を記録した。
 この日は朝から気温がぐんぐん上がり、午後0時39分、初めて37度を超えた。これまでの最高は2001年8月1日の36.4度だったが、大きく上回った。同気象台によると、太平洋高気圧に覆われている影響で、猛暑は今後も1週間程度続くと予想されている。気温が高くなるほど熱中症患者は増える傾向にあり、こまめな水分補給など予防対策を徹底するよう呼びかけている。