みなべ観光協会は(植田英明会長)は1日、 鹿島神社の奉納花火祭に合わせて町内を散策する「みなべウォーク」を催し、町内外から約30人が名所めぐりを楽しんだ。
 中央通り商店街、丹河地蔵の銀杏、三鍋王子などを散策するコースと安養寺、法伝寺などを巡る2コースに分けて実施。距離はいずれも約3㌔。案内はみなべ観光ガイドの会の松本美小夜さんと坂本恭子さんの2人が務めた。芝地内の猪野山観音・道祖神では松本さんが祭られている道祖神について「今昔物語にも南部の道祖神が登場します」などと説明した。泉南市から参加した桂寛次さん(79)、大阪市の浜口昌亮さん(79)、みなべ町東吉田の堅田美代子さん(79)の3人はみなべ町出身の同級生で、「説明を受けながら散策すると、町の新しい発見がある」と楽しそうに話していた。町商工会女性部は梅ジュースも振る舞い、参加者の乾いたのどを潤した。2グループとも国民宿舎紀州路みなべで夕食をとって解散。その後、花火を各自で楽しんだ。