U―12(小学6年以下)サッカー県トレセン選考会がこのほど開かれ、日高地方から柏木悠以(由良FC、由良小6年)、秋山拓(塩屋SC、志賀小6年)、高田颯汰(サザンクロス、南部小6年)、佐藤瑠威(御坊キックマン、御坊小5年)の4選手が県代表入りを決めた。今後、合同練習会や関西トレセンリーグに出場し、関西トレセン入りを目指していく。
 県内8ブロックのトレセンチームが集まって試合を行い、審査員が一人一人の動きをチェックし、フィールド28人、キーパー4人を選出した。
 MFの柏木選手は、パス、ドリブル、シュートなどすべてにおいて高い能力を持つオールラウンドプレーヤー。チームではゲームメーカーで、広い視野で前線に鋭いパスを出して好機を演出する。DFの秋山選手は、大きな声を出してディフェンス陣を統率できるリーダーシップが持ち味。チームでは左サイドバックで1対1の強さと攻撃にも参加する積極性が光る。MFやFWなど攻撃的な高田選手はスピードのあるドリブル突破が武器。フェイントなど技術がしっかりしており、ゴールを決める決定力も高い。佐藤選手は5年生ながら飛び級で代表入り。スピード、ドリブル、ボールキープ、パスなどどれをとっても県内トップレベルで、セレッソ大阪のエリートコースにも選出されている逸材だ。
 4人は関西のトレセンチームが対戦するリーグに県代表として出場するほか、合宿などで技術を磨いていく。柏木選手は「守備でも貢献することと、得点につながるプレーをしたい」、秋山選手は「しっかり声を出して、積極的な攻撃参加で得点を決めたい」、高田選手は「目立つ動きでゴールを決めたい」、佐藤選手は「みんなに負けないプレーで得点してきた」と抱負を語っている。