みなべ町では梅の収穫が最盛期を迎え、梅干し(1次加工品)の塩漬け作業がピークとなっている。
 清川地区にある南部川梅漬協同組合の塩漬け施設にも連日、大型トラックでブランドの南高梅が運びこまれ、作業員は大忙し。多い日には30~40㌧の青梅が漬けられている。同町晩稲の南紀梅干㈱も同施設を利用して加工作業に大わらわ。10㌧の水槽に梅をリフトで搬入し、塩をまぶしていく作業を繰り返している。
 同社によると、作業は今月初旬ごろから始まり、7月初旬まで続くという。塩漬けされた梅干しは天日に干し、味付けして商品となる。