19日から断続的に強い雨が降っている影響で各地で交通機関にも乱れが出ており、阪和道御坊―紀伊田辺間が20日午後から通行止め。21日朝もストップしたままで、通勤時間帯の国道42号は停滞や渋滞が相次いだ。
 高速を使えないドライバーは国道42号になだれ込み、印南町からみなべ町にかけても南進車線で停滞。岩代地内からは車が数珠つなぎで、ノロノロ運転となった。ドライバーからは「事故でもあったのかと思った。朝の時間帯に進まないとイライラしてしまいます」との声が聞かれた。
 和歌山地方気象台によると、19日の降り始めからの総雨量は田辺市龍神村で204㍉。阪和道の通行止めは積算雨量が規制値を超えたためで、21日午前8時45分にようやく解除された。