おととし秋の台風12号豪雨で被災した県が管理する公共土木施設は、昨年度末までに全体の94・5%が復旧し、県が目標としていた95%をほぼ達成した。道路は91・6%、砂防は86・1%にとどまったが、河川は95・8%、港湾・海岸については100%完了。引き続き、残る大規模災害として位置づけた道路や河川の復旧工事を進め、平成27年度末の全体完了を目指す。
 県は台風から2カ月後に復旧・復興アクションプログラム、3カ月後にはその改訂版を発表し、被害状況に合わせて短期、中期、長期に分けて復旧工事等を進めてきた。短期対策の上下水道施設などライフラインの応急復旧は23年度中におおむね完了し、道路や河川の公共土木施設の本格復旧は24年度末までの中期対策として推進。道路は296件のうち99・3%の294件で工事着手し、日高川町皆瀬の県道御坊美山線、印南町川又の国道425号など91・6%の271件が完了しており、河川については840件のうち95・8%の805件が完了している。25年度中には道路の残り25件のうちの18カ所、河川の残り35件のうち、大規模被災個所以外のすべての復旧を目指す。砂防は36件のうち日高川町寒川の西の川、田辺市稲成町の稲成川など86・1%の31件、港湾・海岸は白浜町の日置港、串本町の古座港など5カ所すべてが完了している。