オーストラリアのグランドマスターズ・ホッケーチームと日本のチームとの親善試合が24日まで横浜・福井など各地で行われており、 元日高高校教諭の妹背修治さん(65)=美浜町和田=が14・15・21日の試合に出場する。
 妹背さんは和歌山大学時代にホッケー部に所属。 卒業後も社会人チームでプレーし、 田辺高校勤務時には女子ホッケー部を指導した。 長年競技からは遠ざかっていたが、 平成20年、 香港で開かれたグランドマスターズ・ワールドカップ (60歳以上対象) に出場。 以後、 ユーロピアンカップなど国際試合に毎年出場している。
 オーストラリアは20年と24年 (イギリス) のワールドカップで銀メダルを獲得した強豪チーム。 今回は65歳以上と70歳以上の2チームが来日している。 妹背さんは、 14・15日には福井県越前町、 21日には奈良県天理市で試合に出場。 それぞれゴールド・スティッカーズ、 関西マスターズ、 カンサイ・オールド・スティッカーズの一員として戦う。「ワールドカップでは60歳以上のオーストラリアチームと対戦し、 0―9で完敗しました。 今回の相手は65歳以上と70歳以上なので、 ほとんどの相手より若い選手としてプレーできます。 これまで 『世界と戦う』 ことを目指して練習し、 国際試合は通算30試合以上経験してきました。 その成果を引っさげてプレーしてきたいと思います」 と意欲的に話している。