印南町特産の小玉スイカ 「ひとりじめ7」 は、 ビニールハウス栽培の収穫・出荷がスタートした。
 スイカ栽培を始めて50年の塩田忠臣さん (69) =印南=の倉庫では、 出荷に向けた箱詰めに大忙し=写真=。 MやLなど大きさを分類し、 「ひとりじめ7」 と書かれたシールを張って詰めていった。 ことしの出来については 「例年通り甘くておいしくできました」 と笑顔を見せている。
 ことしの収穫は5日からスタート。 3月に暖かい日が続いたため生育がよく、 昨年より10日ほど早い。 スイカは京阪神に出荷されデパートなどに並ぶほか、 地元では印南のフレッシュマートで販売。 価格は変動するが大きさによって1個900円から1200円 (8日現在) という。
 ビニールハウスは6月下旬まで、 露地は5月下旬ごろから始まり、 7月いっぱいまで。 スイカの栽培農家数は116軒となっている。