平成25年度県ソフトテニス春季選手権大会シングルス大会兼全日本シングルス選手権大会県予選会が6、 7日に紀三井寺公園テニスコートで開かれ、 紀央館高校3年の楠岡樹(みき)さん=御坊市薗=が3位入賞。 初のシングルス大会ながら大健闘し、 5月18、 19日に熊本県熊本市のパークドーム熊本で開かれる本大会出場を決めた。
 近畿大会出場以上の成績を収めるなどの条件をクリアした高校生や一般が出場し、 トーナメントで熱戦を繰り広げた。 楠岡さんは一般の選手らを破り、 準決勝で優勝した信愛の選手に2―4で敗れたが、 全国に進めるベスト4枠に入った。
 楠岡さんは小学校1年から地元のソフトテニスクラブでテニスを始め、 以降小中高とさまざまな大会で活躍。 普段はダブルスで後衛を務めているが、 今回、 初めてシングルス大会に挑戦。 1人の分、 ダブルス以上の俊敏性や体力を求められるが、 日ごろの練習の成果を発揮して勝ち抜いた。 「初めてのシングルスでいつもよりコートが狭くアウトになりやすくて難しかったですが、 全国では1勝でも多く勝ちたい」 と意気込み、 「これからもシングルスの大会に積極的に参加したいです」 と話している。