日高川町の道の駅SanPin中津には、ワラビをはじめ、フキ、ゴンパチ、タラの芽など春の山菜が続々と入荷。買い物客の人気になっている。タラの芽は天ぷら、これからのウドはきんぴらなどで最高。ともにマヨネーズと相性抜群で、筆者もさまざまな料理をご飯のおかず、酒の肴で堪能している。楽しみいっぱい、おいしさいっぱいの春の山菜だが、昨春から道の駅ではコゴミも仲間入り。一度口にしてみたいと思っている。
コゴミは繁殖力が強く一度植えると年々増えていくのが特徴。栽培に手間がかからないので遊休農地対策や特産づくりへの作物として注目されている。道の駅で売っているのは、日高川町のバイオセンター中津が出荷したコゴミ。センターでは数年前から苗を栽培し、県内各地の生産者に供給している。ことし初めて生産者のコゴミも市場などに出荷される見通しで目にする機会も増えそう。
このコゴミだが、ワラビなどと違ってあくが少ないので調理もしやすく、そのまま料理でき、サラダ感覚で食べられることから若い女性に人気が高まっているという。パスタやリゾット、マリネ、天ぷらなどに最適で、インターネットでレシピサイトを見てみると、あえ物にベーコンや小エビなどとのいため物、おひたし、チーズ春巻きなど多種多様。いずれもとてもおいしそう。欧米でも人気食材で、予約困難な東京南青山のミシュラン一つ星フランス料理店でも利用されている。ミネラルなども豊富で、キャベツに比べてカルシウムが1・6倍、亜鉛2・9倍、ポリフェノール4倍と健康にもいい。そんな魅力いっぱいのコゴミ。読者の皆さんも一度、味わってみて下さい。 (昌)

