由良・日高・美浜町少年野球連絡協議会主催の第20回若草旗争奪招待少年野球大会は17日に美浜町第1若者広場で決勝が行われ、 みなべが川辺ウインスターズに7―0で快勝。 見事初優勝を飾った。 みなべは3回までに3長打を含む8安打を集め、 2度のスクイズも絡めて5点をリードする理想の試合展開。 守っては永岡大が1安打完封を決めた。 川辺ウインスターズは打線が振るわず、 勝機を見い出せなかった。
みなべ
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川辺ウインスターズ
 みなべは初回1死二、 三塁から尾田の2ランスクイズで先制。 3回には畑垣聖、 尾田の連打で1死一、 二塁と得点機を作ると、 永岡大の右中間三塁打で2点を追加し、 なおも酒井柊のスクイズでリードを広げた。 4回は無安打で1点を加点。 7回にはまたもや永岡大に右中間適時三塁打が飛び出し、 とどめを刺した。 先発・永岡大は速球を低めに集め、 許した安打は自身の後方へ落ちる内野安打1本だけ。 バックも中堅・舩本が2度、 二遊間を破られた当たりをセンターゴロに仕留めるなど活躍が光った。
 川辺ウインスターズは打線が不発。 2回に高根が内野安打を放ったものの後続が倒れ、 3回には敵失と四球で1死一、 二塁の好機をつかんだが、 あと一本が出なかった。 準々決勝でノーヒットノーランのエース・西川が立ち上がりにつかまり、 波に乗れなかった。
 みなべは、 南部と北東が合併してできた新チーム。 阪口史彦監督は 「合併してからまだ2カ月余り。 練習量も少ない中、 子どもたちは本当によく頑張ってくれました」 と喜びを表し、 「今大会は守りがよく、 きょうも守備がよかった」 と勝因を話した。 若草旗少年野球は日高地方の広域的な大会ではシーズントップの開催となり、 幸先のいいスタートに 「この勢いで次の学童野球 (春季大会) も優勝へ照準を合わせていきたい」 と力強く語った。
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