第32回耳の日記念のつどい (一般社団法人県聴覚障害者協会主催) が17日、 日高川町の川辺西小学校体育館で開かれ、 県内の聴覚障害者や手話通訳者、 一般ら約400人が交流を深めた。
 3日の耳の日にちなんだ催しで毎年行われいる。 式典では初めに実行委員長の村上重幸さん、 協会会長の福田美枝子さんがあいさつ。 続いて日高川町の藤原博江さんが、 手話通訳制度の拡充と手話通訳士の公的機関への優先採用と配置、 県・市町村・企業の聴覚障害者の積極雇用など10項目の重点スローガンの早期実現に向けて 「耳の日アピール」 を発表。 全会一致で採択された。 閉式後には、 聴覚障害者の俳優、 砂田アトムさんによる記念講演や手話ダンスなどのアトラクションが行われた。