「バレンタインデーに男性から女性に花を贈ろう」と、印南町の花き連合会(中村守会長)とJAみなべいなみ花き部会(木村良材部会長)は10日、高速道路印南SA(サービスエリア)上り方面でPR活動を行った。
 日本ではバレンタインデーは「女性から男性へチョコレートで愛を伝える日」となっているが、世界的には「男女が互いに愛や感謝の気持ちを伝えあう日」となっており、欧米や中国、台湾などでは男性から女性へ花を贈る日として定着している。日本でも広めようと民間団体や花きの生産者団体らを中心とする「フラワーバレンタイン推進委員会」が進めており、JAみなべいなみ花き部会も協賛団体として加盟している。
 10日はメンバー10人が参加。カスミソウ、スターチス、スイートピーなど地元の花を使った花束をつくり配布。SAには白浜や梅林帰りの観光客が多く、メンバーが「バレンタインデーに男性から女性に花を渡しましょう」と呼びかけると、興味を示した男性や夫婦らが集まり、花束を受け取っていた。この日は約400束を配布。印南町のマスコットキャラクターカッくんとエルちゃんも登場し、子どもたちに大人気だった。