第54回近畿高等学校柔道新人大会個人戦(第29回近畿高等学校柔道体重別選手権大会)が26日に兵庫県立武道館で開かれ、女子78㌔超級で紀央館の宮﨑さくらさん(1年)が2位入賞。このほか3人が3位に入るなど、紀央館勢が活躍した。
 女子78㌔超級には7人が出場し、トーナメントで熱戦。県予選を優勝で通過している宮﨑さんは、初戦で兵庫の武庫川女子大付の選手と対戦し、足払いで倒し横四方固めで抑え込み一本。決勝では兵庫の夙川学院の選手と対戦。序盤から相手にペースを握られ、払い越しで一本負けした。大会を振り返り「決勝の相手は中学生のころにも負けた相手だったので、勝ちたかった」と悔しさをにじませながらも、2月2・3日に京都で開かれる同大会の団体戦で再び対戦する可能性もあり「そのときはリベンジを果たしたい」と意気込んでいる。
 このほか、52㌔級(25人出場)で吉田瑠奈さん(2年)、63㌔級(25人出場)で戸村紀子さん(2年)、70㌔級で岡本希望さん(1年)がそれぞれ3位に入った。松村遥香監督は「みんな結果を出せてよかったが、今後はさらに精神力を鍛え、近畿団体では3位以上を目指したい」と話している。