全国の都道府県がまとめるインフルエンザ定点当たり届出数の第50週 (12月10~16日) の報告数が流行の目安の 「1人」 を超え、 和歌山県内も第51週 (17~23日) の定点当たりの患者報告数が1・38人となり、 県は28日、 「県内も流行シーズンに入ったと考えられる」 と発表した。
 県健康推進課によると、 全国の第50週の定点当たり患者報告数は1・17人。 県内 (50医療機関) の最新第51週の患者報告数は69人、 1定点当たりでは1・38人となり、 今季初めて流行ラインを突破した。
 69人の患者を各保健所別にみると、 最も多いのは和歌山市の53人 (定点当たり3・53人) で、 次いで湯浅の6人 (1・20人)、 岩出の6人 (1人) の順。 御坊、 新宮、 串本の患者報告はゼロとなっている。
 県は 「外出から帰宅後はこまめなうがいと手洗い、 加湿器の使用、 マスクの着用などで予防を」 としている。