第2次安倍晋三内閣は27日午後の臨時閣議で副大臣25人、 政務官27人の人事を決定。 国土交通省副大臣には和歌山選挙区選出の鶴保庸介参議院議員(45)=当選3回=が就任した。
 本県の高速整備は民主党が政権を取ったときに御坊―田辺間の4車線化予算745億円が廃止されるなどで停滞しており、 自民、 公明党への政権奪還で進展が期待されているところ。 さらに鶴保議員の初入閣で弾みがつくよう活躍が期待されている。
 プロフィル 大阪府出身。 東京大学法学部卒。 衆議院議員秘書を経て平成10年7月、 参院選和歌山選挙区で初当選。 以来国土交通大臣政務官、 自民党国会対策副委員長、 参院議運委員長などを歴任した。