15日に和歌山ビッグウエーブで開かれる県内中学2年生以下の各地域対抗女子バレーボール大会「第7回県ブロック選抜優秀選手強化練習会」へ出場する日高地方選抜のメンバー12人が決まり、本番へ向けて合同練習をスタートさせた。日高地方選抜は過去に2度の優勝経験がある強豪だが、昨年はまさかの1回戦敗退。スタッフとメンバーたちは2年ぶりV奪還へ闘志を燃やし、練習にも熱が入っている。
 日高地方選抜は、越本明伸部長(南部中)、林まゆみ監督(大成中)、若野覚洋コーチ(名田中)、中本晃子マネジャー(高城中)、東孝俊トレーナー(御坊中)の5人がスタッフ。メンバーは、西野茜(高城中)、谷口すみれ(南部中)、西山千恵(上南部中)、草間楓(名田中)、松本佳奈(松洋中)、稲葉悠梨(日高中)、永井寧々(高城中)、築山杏菜(南部中)、堀雅実(印南中)、冨山唯(高城中)、山見明日香(松洋中)、川﨑悠加(日高中)の各選手。先月24日に名田中で選考会があり、二十数人の中から選出された。全員が2年生で初選出。主将には西野選手が決まった。
 チームは今月から本格的に合同練習をスタートさせ、大会までに他の地方選抜と練習試合を行ったり実戦形式の練習に取り組み、連係プレーに磨きをかけていく。初采配となる林監督は「運動能力が高い選手がそろっていて、攻撃、守備のバランスが取れたチーム」と戦力を評価した上で、「子どもたちからも優勝したい、優勝を目標に頑張るという声が上がっています。西牟婁地方や和歌山市が強敵になると思いますが、力的に遜色ないはず。チーム一丸となって最後まであきらめずにプレーし、優勝を目指したい」と力強く抱負を語っている。
 大会は県バレーボール協会が中学生バレーボールの普及、将来有望な選手の発掘、育成などを目的に開催。日高地方選抜は第1回と第5回大会で優勝を飾っている。