全国の漁業振興を図る大日本水産会の平成24年度水産功績者の表彰式が27日に東京で行われ、本県内で唯一受賞した紀州日高漁協の松村德夫組合長(61)=市内塩屋町南塩屋=に賞状が贈られた。
同水産会は発足した明治23年以来、全国の水産業の振興と発展に貢献のあった人を表彰しており、ことしは全国で41人。沿岸漁業関係の功績で受賞した松村組合長は、昭和42年から父の後を継いで漁業に従事。平成6年からは旧御坊市漁協の組合長、19年からは紀州日高漁協の組合長となって現在に至る。組合長歴は御坊市漁協時代を含めると通算7期18年。この間、ヒラメをはじめとする各種魚類の中間育成や放流を実施し、水産資源の確保、地域漁業の発展に尽力。また、漁協の広域合併を実現させ、強固な経営基盤を構築。後継者の育成にも努めた。受賞に際しては「賞に値するような功績もなく、恐縮しています。これまで支えていただいた方のおかげです。今後も水産業の振興にお役に立てればと思います」と話している。

