全国の学生が国連加盟各国の大使となって国際課題の解決に向けて討議する第6回全日本高校模擬国連大会(10、11日に東京都渋谷区)に、日高高校総合科学科2年の平尾静さんと玉置真帆さんのチームが昨年に続き出場する。担当する国の国益を考慮しつつ、英語で討議する難易度の高い大会。灘やラ・サール、開成など日本有数の私立進学校がひしめく中、1次選考を突破し連続出場を決めた。優秀チームはニューヨークで開かれる国際大会に出場でき、2人の活躍が期待されている。
模擬国連とは、 2人1チームで国連加盟国の大使になりきって、 世界が直面する課題について討議し、 国連の手続き規制を駆使して解決を目指す教育プログラム。 1次選考はエッセイで、 全国27都道府県97校137チームが参加。 「気候変動」 「テロリズム」 「難民問題」 「HIV/AIDS」 「食糧問題」 の5つの国際問題から1つを選択し、 日本大使の立場から解決策を提案するとともに、 反対する国の大使の立場になって反論を提案。 日高の2人は 「HIV/AIDS」 について論じ、 評価された。
全日本高校模擬国連大会には43校52チームが出場。 約8割が私立で有名進学校も多数。 討議テーマは 「核軍縮」 で、 各チームに国が振り分けられ、 日高の2人は 「日本」 を担当する。 2人は昨年、 国際大会に進める最優秀・優秀には選ばれなかったが、 4番目となる 「会議監督特別賞」 を受賞。今大会に向けては 「『日本』 の立場から核廃絶を主張していくため、 日本だけでなく他国の核軍縮の政策やどんな条約に署名しているかなど、 できる限りリサーチしています」 と準備万端。 「昨年の課題を踏まえ、 2人の役割を決めて、 積極的に動いて他国と交渉していきたい。 特に超大国のアメリカを廃絶決議に引き込みたい」 と話し、 「目標は最優秀賞です」 と意気込んでいる。
全日本大会で最優秀、 優秀チームに選ばれた5チームは、 来年5月に米国ニューヨーク国際連合本部で開かれる米国国連協会主催の2013年高校模擬国連国際大会に日本代表として出場。 米国、 カナダ、 メキシコ、 イギリス、 スペイン、 インドなど20カ国以上の代表1000チームが自国以外の大使となって、 国連本会議さながらに討議を行う。

